通貨安競争って実際のところどうなん?

2013年も残り341日

今年はくじけずにブログを更新できるといいな



少年老いやすく学成り難し

一寸の光陰軽んずべからず




といいつつ、既にブログの更新できるほどの根性とヤル気を仕事にとられていると思うが。

新政権誕生による新しい政治の動きがめまぐるしい

アルジェリアの事件も痛ましいし、リフレ期待による円安基調も急激すぎる感は否めないではない


ここで、ふと目にしたリフレ政策に対する

「通貨安競争に突入するのではないか」というアベノミクスへの批判に対して、少しだけ調べてみた


通貨安競争とはなんだろう?

答えは、世界各国が通貨の価値をどんどん落としていくことにより、自国貿易の価格競争力を保とうとする動き。

これに伴う一時的な貿易摩擦のことだ。



出典なし。これ、私の解釈なんで違っていたら教えてください。


自分は基本、情弱なんでこんな議論は、ちまたでは尽くされているかもしれないが、

例によって自分への備忘録として、頭の中の整理として通貨安競争についてまとめたみた。


参考にしたのは以下のサイト
→ 通貨戦争を防ぐ方法

→ 通貨切り下げ競争による回復 BY BARRY EICHENGREEN


これに対する自分の理解 ↓


・通貨安競争は、世界各国が足並みを揃えた金融政策をとらないのであれば、必然的に生じるものである

・通貨の切り下げを行わない国は、デフレに悩まされることになる

・世界的な不況時にリフレ政策をいち早く実行した国が、いち早く危機から回復した

・通貨安競争が悪く作用するのは、デフレに悩まされた国が解決策として保護主義的政策をとるときである

・世界各国のリフレ政策は、保護主義的政策を抑制するという点で実に効果的な成果をあげている



ここまでが、頭の悪い若造の限界だった。

これらのことからわかるのは次の二つ


「通貨安競争」は自然発生的に生まれる対抗策をたてるのが困難な現象である。

これにより割を食うのはリフレ政策に踏み出せない国である。



こんだけ。

通貨安競争はそれ自体、対して問題視すべきもんじゃない。

通貨安にすればするほど、自国の競争力を保つことはできるかもしれないが、

急速な金融緩和は、自国の急激なインフレを巻き起こし、バブルを招くことになる。

2〜3% の金融緩和を継続的に行っている限りは、通貨安競争における必要以上の損失を受けることも無いし、

急激なインフレによるバブルを経験せずに済む


こんだけ。

これに乗っかろうとしてこなかったから日本は世界的な好景気に乗っかれなかったんだろう

それでもGDPが後退していないところに日本経済の底力を感じる

日本はこれからきっと良くなる